給水管の腐食に対する予防対策として、これまでは配管の中を研磨して樹脂を塗りこむ更生工事や、水質を変化させて錆を防ぐ活水装置の設置工法などが使われてきましたが、費用や効果の点で決定的な対策がありませんでした。
給水管・給湯管の中にある錆や汚れを、化学的な分解力と、配管を傷つけない物理的な力で、確実・安全な形で除去処理効果のある工法が、オゾン水を使用した洗浄工法です。
給水管オゾン水洗浄工法「オゾンパワーシステム」は、水酸化鉄と有機物を酸化分解する効力を有する「オゾン水」と圧縮空気をパルス状に送り剥離除去する「インパルスエアー」を利用し、配管内に形成された、錆コブ・スライムを安全・確実に減少・除去させる工法です。
オゾン水に含まれる「オゾン」は大気中に含まれる酸素を電気処理して発生する物質で、高い殺菌・酸化力を有しながら、分解時間が早いため、全く残留性のない安全な物質です。オゾンは殺菌・脱臭・漂白の特性を利用して、食品加工や医療分野にも利用され、水道局の浄水場にも使用される安全な物質のため、日常的に使用する水道管の洗浄に最も適した洗浄剤として使用することが出来ます。
